2017年5月19日 野木亜紀子×磯山晶トークショー 自分用記録メモ
ずいぶん前の講演会だけど、無くしてたと思ったメモが出てきたので、自分の記録用に。
早稲田大学演劇博物館 2017年度春季企画展
「テレビの見る夢−大テレビドラマ博覧会」関連イベント
【野木亜紀子×磯山晶トークショー 『木更津キャッツアイ』から『逃げ恥』まで】
2017年5月19日(金)18:30−20:30 早稲田大学小野記念講堂
《講演メモ》※前半のメモ紛失のため途中から…
・那須田淳さん客席に(TBSのプロデューサー)
『逃げ恥』について
・照れがちょうどいい感じだった。
・ガッキーの髪型を決めるのに1時間半
・恋ダンス誕生秘話
星野源に歌わせたい、ガッキーに踊らせたい(ポッキーのCM好き)、『最後から2番目の恋』っぽく作りたい、という金子文紀Dの案。
エンディング制作はビリギャルの撮影隊が撮った。那須田Pつながり。
打ち上げでは全員でダンスした!(古田新太さん以外の)
・知性と多様性
・世の中がやかましい
・理屈を生身の人間にうまく言わせるのが野木さん上手い。
・キャスティングがハマった
・パロディ部分、放映時は各所に許可取ってない。番組名は言ってないからグレーゾーン 笑
・野木さんは基本当て書き
・『重版出来!』の準備期間は1年以上
・原作があるドラマを書くときは、原作へのリスペクト、ラブが必要。
・磯山さんはマンガを描く
クドカンについて
・『IWGP』テンポ、セリフが新しい!
・『木更津キャッツアイ』創り込んだ。余命宣告や臨終シーン
・『木更津』が9話だったのは、10話の時に裏が「トトロ」だったから。
・『IWGP』の楽しい部分だけを『木更津』で。
・クドカンと磯山さんの会話で『八月のクリスマス』『スナッチ』が好き、面白いとの話から作っていった。
・役名は絶対クドカンが決める。
・日常会話を描くのが上手。
・『流星の絆』について
東野圭吾さんから、犯人とトリックの変更はダメとの条件。
東野さんはかなり楽しんで観ていた。毎回(?)放送後にカラオケに行って「Beautiful days」を歌っていた。
テーマ「遺族だって笑ったっていいじゃん」
※メモ書き何についてか忘れた→レコード CD 二重人格 めんどくせー 言葉遣い
テレビドラマの魅力は?
・フィクションでしか描けないものがある。
・セリフ、音楽、映像の総合芸術
・ドラマは終わりがある。
・いい現場のドラマは盛り上がっている。
以上。
《感想》
野木さんは『ラッキーセブン』から名前を認識して、有川浩さん原作の『図書館戦争』シリーズと『空飛ぶ広報室』から大好きだったから話を楽しみにしてた。野木さんはじめ、磯山さん、司会の岡室館長も熱いドラマ愛を語っていて、本当に楽しい2時間だった。磯山さんとクドカンのお話も興味深かった。『IWGP』『木更津』は小学生〜中学生くらいの時に観てたから、かなり刺激の強いドラマで強烈に覚えていて、その制作秘話を聞けてうれしかった。これからもお二人が作り出すテレビドラマを楽しみにしたい。